皆様、寒くなって参りましたが、如何御過ごしでしょうか？
今回特定５階からのブログは私的な話題ですが、私の好きな写真家について少し話したいと思います。写真家の名前は‘浅田政志’。2020年公開された映画「浅田家」の主人公の方です。この映画は浅田家そのまま実話です。写真集も出ています(家族４人がカーレーサー、消防士等にコスプレしています。非常に面白い！)浅田さんは「家族」の写真の制作を開始しますが、初めて被写体に選んだ家族が東日本大震災で被災してしまいます。訪れた被災地で土で汚れた写真を〈洗浄〉するボランティアの方々と出会う。亡くなった家族の写真を求めて洗浄された写真を見に来る方々。色々なエピソードが有り、そこで家族の有り方、写真というものを再確認する…といった内容です。

　何故、私がこの写真家の話をしたかと言うと、家族の絆、有り方、その姿をとらえるカメラマンの構図が何となく、介護職とリンクしたからです。私達はカメラマンではないけど、利用者様の笑顔を見たい。様々な人生を得て、ここにおられる方々。浅田さんの撮る家族は、凄く良い笑顔で笑っています。家族にとって一番の良い笑顔。カメラマンの腕によるモノは大きいとは思いますが‘その瞬間’の一体は素晴らしいと思います。私達介護職も利用者様の一番の笑顔を見れたら良いなと思います。時々、レク活動で撮った写真に「この笑顔いい！」という物が有ると、本当に、このレクやって良かった、と思います（５階職員のカメラマンの腕も良い？）

　毎月、色々なレク活動を考えて下さる５階職員に感謝していますし、そこでの様子を家族様に伝える事が出来たら、嬉しいです。利用者様の一番の笑顔の為に頑張ります！

＊写真は今年の山車見学のものです。