先日、個人的に取り組んでいる研修の一環としてブライトステージ通所介護を利用していらっしゃる利用者様を対象としてアンケートを実施させていただきました。

内容としては『生活の困りごと』についてのアンケートです。

介護保険サービスを利用することが出来ている利用者様を対象とさせていただきましたので、概ね問題なく生活することが出来ている方が多かった一方で「利用できる社会資源の情報が乏しく不安を抱えている」といった方も少数いらっしゃいました。

理由としては家族や担当ケアマネージャーに遠慮し「大丈夫」と答えてしまうことにあるようでした。

我々がサービス提供を実施している地域は盛岡市の為、岩手県内では比較的社会資源に恵まれている地域でもありますが、住んでいる地域に限らず「利用できる社会資源を知っているか知らないか」でその方の生活が大きく変わってくる、ということがアンケートの結果見えてきました。

行政や地域包括支援センター、地域のコミュニティ等の様々な機関が情報発信を行っており、活動しております。我々ケアマネも担当利用者様へ相談される困りごとに応じて社会資源の情報提供や利用調整を行っております。

提案した社会資源を「利用する」「利用しない」は個人の考えによるところが大きいですが、社会資源を「知っている」「知らない」は情報発信する側の問題にもあると考え、今後も利用できる社会資源を選択してもらえるよう十分な情報発信を行うことを意識し業務にあたりたいと考えています。